太陽光発電所の高値売却ランキング

太陽光発電投資物件が世の中から減少しておりますが、中古太陽光発電所を売却する方が2023年からかなり増えており、この勢いは2024年になっても右肩上がりで増加傾向です。

その背景としては、売電開始してから10年が過ぎたことでパワコン交換・保険の再申し込みに別途費用がかかったり、別事業に投資したい法人が発電所資産売却をしたり、最近では、九州・中国・四国エリアを中心に太陽光発電所の出力制御により売電収入が大きく減少した背景で売却する方も増えております。

ただ、一方で太陽光発電所への投資は中古を中心に加熱しており、エリアによっては数日で売れていしまうように中古太陽光発電所を狙っている投資家様が全国に多く存在します。

つまり、2023年現在は太陽光発電所への投資が過熱しているが、人気のエリアと人気ではないエリアが完全に二極化している状況です。

タイナビ発電所を運営する株式会社グッドフェローズは、2022年より中古太陽光発電所を積極的に購入しており、2023年4月には大和インフラ・エナジー社(大和証券グループ)からの資金調達を通じて、積極的に日本全国の発電所を買取り、販売を行っております。

全国の中古発電所を数千件以上査定し、仲介・買取~再販してきた経験から、どの都道府県の太陽光発電所が人気があるのか?高く売れるのか?皆様にお伝えします。

「高いFIT価格で売電収入が高く、施工状態も良く、ハザードエリア外ではあれば、都道府県は関係なく、人気なのではないのか!」

・・と思っていませんか?

残念ですが、同じ条件でも都道府県によって買取価格が大きく違います!

今回は、2024年2月現在の都道府県別の高値査定ランキングベスト10をお伝えします!

同じ能力をもった人でも働く会社によって給与が違うように、太陽光発電所も同じ能力を持つ発電所でもエリアによって査定金額が異なります。
今すぐ売却を検討している方も、将来的に売り高い方も参考までにご自身の所有する発電所が人気のある場所に該当するのか否か、最後までお読みいただけますと幸いです。

また、2023年1月~6月までの太陽光発電所の売却市場に関して、売却依頼が多い都道府県・電力管内・FIT単価などのマクロ情報から、査定額の推移を天気予報の形で本記事内に記載しました。

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太陽光発電所の都道府県別高値売却ランキング

太陽光発電所の都道府県別高値売却ランキング

本ランキングは過去数千件以上の査定額・販売実績だけでなく、直近(2023年~2024年)のデーター実績より算出しております。

皆様想像している通り、エリアとしては東京電力・中部電力・関西電力管内にはなりますが、その都道府県別ランキングとなります。

本ランキングは、全体的な市場傾向となり、発電所単体の状況(場所・施工状態・発電量・事故履歴)により買取価格は変わりますので、ランキ外のエリアでも十分に売却の可能性はあります。

太陽光発電所買取ランキング1位:山梨県(東京電力管内)

日照が全国上位のエリアばかりで、発電量が高く!全国的に超人気エリアとなり、全国の投資家が狙っています!

このエリアの発電所はサイトなどに売り物件として公開される前に数日で完売します。そもそも、このエリアで売却する人も少ないので案件がでればラッキーです。

太陽光発電所買取ランキング2位:埼玉県・千葉県(東京電力管内)

東京近郊から1時間以内東京近郊に住む投資家が一番欲しがる人気エリアとなり、こちらも数週間で完売します!ただ、千葉の海沿いはハザード対象があるので、リスク重視の方は埼玉県の方が人気です。

太陽光発電所買取ランキング3位:愛知県(中部電力管内)

そもそも太陽光投資物件がかなり少ないエリアとなり、このエリアで探している方が非常に多く人気です!ただ、土地の価格が地方より高めなので固定資産税を気にする方は三重エリアで購入する傾向があります。

太陽光発電所買取ランキング4位:静岡県(東京・中部電力管内)

地元だけでなかく、関東・中部圏の投資家が欲しがる人気エリアとなり、発電量も高いのが特徴です!静岡は日照が山梨レベルに高く、中古案件があまり出てこないのでとても人気です。

太陽光発電所買取ランキング5位:群馬県・栃木県・茨城県(東京電力管内)

関東圏の投資家が欲しがる人気エリアとなり、買手だけでなく、比較的物件数が多いのも特徴です。

太陽光発電所買取ランキング6位:三重県・岐阜県(中部電力管内)

中部の投資家からは人気となり、愛知寄りのエリアは愛知県とほぼ同等の人気があります。岐阜よりも三重が人気ですが、案件数は三重が圧倒的に多いので購入チャンスがあります!

太陽光発電所買取ランキング7位:兵庫県・滋賀県・奈良県(関西電力管内)

関西圏の投資家が欲しがる人気エリアとなりますが、関東・中部と比較すると地元の方が購入するケースが多い。

太陽光発電所買取ランキング8位:長野県(中部電力管内)

発電量が全国的に高いエリアとなり、中部だけでなく関東エリアの投資家からも人気のエリアです。長野県は発電所が多いエリアですが、このエリアもあまり市場に売却案件が出てこないのも特徴です。

太陽光発電所買取ランキング9位:香川県・愛媛県(四国電力管内)

中古案件数が少なく、ピンポイントでこの場所を狙っている方が多いエリアとなりますが、将来的に売り物件が増えた場合は人気が減る可能性があります。四国全体では愛媛がダントツで人気です。

太陽光発電所買取ランキング10位:和歌山県(関西電力管内)

大阪に近い北部エリアは人気となり、場所によって大きく人気が変わる場所となります。

ランク外の人気エリア

仙台・福島南部も積雪が少なく、関東からは遠くはないので人気は高く、岡山・広島などの山陽エリアも発電量が本来は高く人気ですが、出力抑制が高くなる可能性があり、人気が少し減っています。

高速道路のIC近く・周りに発電所が多い・ハザード外・住宅が少ない・人気エリアの県境いは隠れた人気エリアです。

人気エリアに発電所をお持ちの方は、今は高値売却のチャンス!
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売却依頼の推奨時期はいつ?

太陽光発電所の売却依頼時期

多くの人は売却したいタイミングで売却依頼をしますが、
売却担当者が困る時期はご存じでしょうか?

すばり困る時期は、7月・8月の台風シーズンとなります。

その、3つの理由とは?

パワコン故障により、売却時期が大きく延びる可能性

太陽光発電所を買取する場合は、必ず現地調査を行いますが、買取直前のの最終的な現地調査時期と台風シーズンが重なり、落雷・台風などによりパワコンが止まった場合は、故障の原因調査やパワコン取換えなどで多くの時間がかかります。

特に現在(2024年1月)過去設置済みのパワコンメーカーが既に生産中止で撤退している場合は、1台の故障交換から新規メーカーへの全台交換に変更する必要性が出てくるために、費用だけでなく、売却時期が大きく伸びる可能性があります。

https://www.tainavi-pp.com/investment/solar/83/

台風を気にしながら、過ごさなくてはならない

売手側は買手側で希望の売却金額で合意した場合は、契約書のやり取りやリーガルチェック等の最終的なフェーズに移行しますが、もし台風が自身の発電所に直撃する可能性があった場合は、とても不安になるでしょう。

台風が直撃するリスクは低いですが、大きな契約直前にそのようなリスクを考えながら契約する可能性がある事を理解しておきましょう。

発電所が停止した場合は、売値に影響が・・

仮に売却中に、自然災害や盗難により発電所の発電が長期間停止した場合、当然買い手側も別の物件を優先するでしょう。

事故直後の物件は売却しにくいのが現状ですし、特に大きな自然災害が発生した場合は、大きなニュースになり、一時的に買手が購入を躊躇する可能性もあるでしょう。

もし、今すぐ売却を考えている方はまずはご相談ください。タイナビ発電所では発電所の買取・売却サポートを行っております。

2024年度の売却市場について

2024年度は過去最大の売却依頼をタイナビ発電所では見込んでおります。理由としては、2023年の出力抑制の拡大が2024年も継続・拡大すると予想しているだけでなく、発電所の連携年度が一番多かった2014年度の発電所が一斉に10年目を迎える事でパワコン交換が進むと考えております。

  • 出力抑制量の更なる拡大
    : 国も出力抑制の拡大を食い止める方法を検討中ですが、短期的に減らす方法は火力発電所の最低出力の引き下げることなど、容易ではありません。
  • パワコン交換(10年目)
    : パワコン交換費用は使用しているメーカーによりますが、約150万~200万程度はかかる見込みですので、その費用捻出に嫌気をさす事業者の一部が発電所を売却するでしょう。
  • 廃棄費用の積立制度
    : 2024年4月からは廃棄費用の積立がスタートし、連携11年目の売電収入(年間:10万程度)が入ってこなくなるので、売却を決断する人も増えるでしょう。

タイナビ発電所では、2023年1月から6月までの売却依頼を分析して「2023年度太陽光発電所売却市場動向」をプレスリリースとして発表しております。今回はその内容の一部を公開します。※2024年度の同様な市場データーを公開する予定です。

昨年からの売却件数の推移とその要因は?

太陽光発電所の売却件数推移

2022年と比較すると、売却依頼件数は全体的に2倍のペースで推移しており、4月以降は九州を中心とした大規模出力抑制の影響により3倍ペースで増えております。原発の稼働が増えると、出力抑制量だけでなく、そのエリアが九州だけでなく、中部・関西に増える事に一部の投資家は嫌気を感じて売却が進んだと考えられます。

電力管内別の売却比率は?

太陽光発電所の電力管内別の売却比率

大規模出力抑制の影響で、売却依頼全体の26%が九州電力管内となっており、中部電力管内も三重県を中心に急拡大している状況です。

FIT単価別の売却比率は?

太陽光発電所のFIT単価別の売却比率

意外な結果でした。約半分が18円~21円案件となり、投資ブーム時の高いFIT案件より割合が多くなっております。ここ5年ぐらいで購入した方が、出力抑制などのルール変更に嫌気をさして売りの判断をした可能性があるでしょう。

昨対比!2023年度の電力管内別売却相場推移は?

太陽光発電所の売却相場推移

全体的に相場は上昇中ではあるが、九州や一部の積雪エリアの価値は下落中です。今後、出力抑制量が増え続けて売電収入が下がり続けた場合は、価値下落が西から中心に広がる可能性も否定はできません。関東はそういった意味では人気で価値上昇中です。

年度別の太陽光発電の売却依頼数の推移は?

太陽光発電所の売却件数推移

2020年~2022年の推移と比較すると、2023年に大幅に増加している事がこのグラフから確認できます。短期的に出力抑制の問題が改善されることは難しいと考えられますので、2024年度も出力抑制やパワコン交換費用や廃棄費用積立制度などにより売却依頼数は右肩上がりに伸びることが予想されます。

タイナビ発電所の売却サービスとは?

発電所の売却サービスとは?

タイナビ発電所は全国の発電所を積極的に買取りしておりますので、スピード売却を考えている投資家・法人様の様々なニーズに対応が可能です。

タイナビ発電所に依頼するメリットをご紹介します。

過去の売却関連のトラブルはなし!

タイナビ発電所ではトラブルになりそうな中古物件は買取り・取り扱いしておりませんので、売却後に売主・買主とトラブルになった事はありません。

近隣トラブル中や重大なリスクがある発電所の買取り・売却仲介は行っておりません。

どの容量にも対応可!

弊社では、低圧・低圧バルク・高圧・特別高圧などどの規模の発電所売却に対応しております。

また、発電所所有用のSPC売却にも対応しております。

支払い決済が早い!

大和インフラ・エナジー社(大和証券グループ)からの資金調達により、低圧20区画などの大規模な案件の買取も可能です。売却金額に合意して、現地調査で問題がなければすぐに売買契約を締結して、すぐにお支払いします。

太陽光の売買業界では、新しい買手が見つからないと、売手に支払えないケースはありますが、タイナビ発電所は買手が見つからない場合でもすぐに支払います。

仲介にも対応

タイナビ発電所では原則は自社買取りをメインに行っておりますが、売却金額に開きがある場合は仲介サポートを行います。

業界最高水準の高値買取!

タイナビ発電所は2013年より太陽光発電所の投資物件を売買しているので、買手投資家様が2万人以上登録しております。

売りたい方・買いたい方の集客コストなどはかかっておりませんので、高い金額で買取が可能です。

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